台北・歴史建築探訪 日本が遺した建築遺産を歩く 1895~1945(日本語)
內容簡介
台北市内に残る日本統治時代の建築物約200件を、豊富なカラー写真とともに紹介。歴史、文化、地理などの要素を盛り込み、日本人と台湾人がともに暮らした半世紀とは何だったのかを、振り返ります。
内容は、著者が15年ほどかけて取材・調査してきたもので、中には政府関係機関の計らいを受けたり、居住者と交渉の上、特別撮影させてもらったりしたカットも多く、また、引揚者や台湾の古老から提供を受けた貴重な古写真もあり、永久保存版の一冊です。
作者簡介
片倉佳史 (かたくら・よしふみ)
台湾在住作家。早稲田大学教育学部教育学科卒業。台湾に残る日本統治時代の遺構を探し歩き、記録している。地理・歴史、原住民族の風俗・文化、グルメなどのジャンルで執筆と撮影を続けるほか、講演活動も積極的に行なう。著書に『台湾に生きている日本』、『古写真が語る台湾 日本統治時代の50年』、『旅の指さし会話帳・台湾』、『台湾に残る日本鉄道遺産』、『台湾探見~ちょっぴりディープに台湾体験』(片倉真理との共著)など。台湾生活情報誌『悠遊台湾』を毎年刊行。これまでに手がけた台湾のガイドブックはのべ35冊を数える。
目錄
1章 官庁建築が点在する行政エリア 總統府周辺
2章 島都・台北市の中心街を歩く 國立臺灣博物館周辺
3章 日本時代の繁華街と台北発祥の地 西門町・萬華周辺
4章 知られざるもう一つの内地人街 旧台湾総督府専売局周辺
5章 帝国大学とともに発展した文教エリア 國立臺灣大學(旧台北帝国大学)周辺
6章 新興開発地に点在する歴史建築たち 台北市東部
7章 「勅使街道」を中心に発展した市街地 台北北部
8章 台湾ならではの風情を残す家並み 迪化街・圓環周辺
9章 台北郊外でも歴史建築散歩 圓山・士林・内湖
10章 知られざる郊外の建築遺産 文山・松山・南港
11章 温泉郷に残る日本統治時代の建築群 北投・陽明山
付録 歩いて訪ねる!台北・歴史建築マップ
現在も残る台北の日本統治時代の建築物一覧